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ホモサピエンスはハクスリーの夢を見るか?

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ユダヤ人未来学者:アルビン・トフラーは、1980年に出版した「第三の波」にて、コンピュータやインターネットによる情報革命を予言し、見事的中させた。21世紀の現代では、同じくユダヤ系科学者であるレイ・カーツワイルが「シンギュラリティ(技術的特異点」という概念を提唱し、近い将来 人工知能やコンピュータが人間の能力を遥かに超越し、SFのような世界が到来すると予言している。 00年代はインターネットの黎明期(普及期)であり、「攻殻機動隊」「マイノリティリポート」「マトリックス」に代表されるように、人工知能はあくまでSFの題材という扱いであった。しかし2010年代に突入した現代では、IBMの人工知能:ワトソンがクイズ番組「ジェパディ!」で人間の歴代チャンピオンに勝利し、Googleの人工知能:AlphaGoが世界トップレベルの囲碁棋士に勝利し、自動運転車技術が実用化されるなど、恐るべき進歩を遂げている。 そこで今回は 、テクノロジーが近未来において、どのような社会を実現するのかを整理することにする。

文明を紡ぐ文化的遺伝子 ミーム

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   我々人類を初めとする全ての生命は、親の世代から遺伝子を引き継ぎ、絶えず自己増殖を繰り返す。遺伝子には個体を作り上げる情報が書き込まれ、生殖によって遺伝情報は複製されていく。ダーウィンによれば、生物の進化は遺伝子の複製エラーによる突然変異により発生し、環境の変化に対応した適応種のみが子孫を残すとされている。しかし、 親から子へと伝承されるが、遺伝子には載らない情報がある。それがミーム(Meme)だ。