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ホモサピエンスはハクスリーの夢を見るか?

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ユダヤ人未来学者:アルビン・トフラーは、1980年に出版した「第三の波」にて、コンピュータやインターネットによる情報革命を予言し、見事的中させた。21世紀の現代では、同じくユダヤ系科学者であるレイ・カーツワイルが「シンギュラリティ(技術的特異点」という概念を提唱し、近い将来 人工知能やコンピュータが人間の能力を遥かに超越し、SFのような世界が到来すると予言している。 00年代はインターネットの黎明期(普及期)であり、「攻殻機動隊」「マイノリティリポート」「マトリックス」に代表されるように、人工知能はあくまでSFの題材という扱いであった。しかし2010年代に突入した現代では、IBMの人工知能:ワトソンがクイズ番組「ジェパディ!」で人間の歴代チャンピオンに勝利し、Googleの人工知能:AlphaGoが世界トップレベルの囲碁棋士に勝利し、自動運転車技術が実用化されるなど、恐るべき進歩を遂げている。 そこで今回は 、テクノロジーが近未来において、どのような社会を実現するのかを整理することにする。